人のキャパシティーには限界があります。
そのため、何かを手に入れるには、
手に入れる分だけの空き容量が必要になり、手放すことが必要です。
手放すことは簡単ではありませんが、
これに成功すると理想の自分に近づくことができ、
自分のことが好きになれます。
私は昔ゲームばかりしており、
勉強といえばテスト前ぐらいしかしませんでした。
それでも成績は良い方でしたので、
親から叱られることはほとんどありませんでした。
でも、ゲームって時間を浪費するだけで、
得るものがあまりないですよね。
それでも中毒性は強いので、
なかなか止めることはできませんでした。
そのまま社会人まで中毒性は続きます。
でもある時、「やっぱりこのままじゃいけない！」と決心します。
理想に近づくためには、執着を手放すことが必要です。
決心するまでに色々と悩みましたが、
一番の決め手はミニマリストの影響でした。
手放すことに成功したら、
その空きスペースに別の物が入ってくるようになりました。
私の場合、それは高級ブランドでした。
心の奥底には「いつまでもゲームをしているなんて、子供だ」と
感じていましたし、私のセルフイメージも子供のままでした。
それなので、ブランド品を持っている人のことを羨ましく、
また憧れている自分がいました。
ブランド品を手に入れた瞬間、
やっと理想の大人になれた気がします。
恥ずかしい話ですけどね…。
理想の自分になるのは、とても素敵なことです。
でも手放したモノも、手放したモノへのかけた時間も
大切にしています。
それらがあって、今の私があるのですから。
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