親の呪縛から解放されるには?私が救われた方法をご紹介します
何をするにしても、親の価値観から抜け出せず、行動できなくなっている方はいらっしゃいませんか?
実は、親の呪縛から逃れ、健全な精神を保つ方法は、6つあります。
私も親からの呪縛に必死に逃げてきました。
私は心理学の専門家ではありませんが、体験者だからこそ語れることがあります。
今回は私が救われ、生きづらさを解消した方法をご紹介していきます。
まず、呪縛とはどんなものでしょうか?
辞書では、「まじないをかけて動けなくすること。心理的な強制によって、人の自由を束縛すること」と記載されています。
親のことを毒親とは言いたくありませんが、やはり生きづらさを抱えて生きていることは事実ですし、
そういった生きづらさを抱えた人のことをアダルトチルドレンと称します。
本当におまじないをかけられたように、私の体は、身動きが取れなくなっていました。
学生を終える20歳には、“なにもできない私”が出来上がってしまい、
本当に悔しかったのを覚えています。
では、そこからどう解放されていったのか。
この記事を読み終えると、今後の人生が少しずつ改善されていき、自由に選択ができるようになります。
私の体験談をお伝えすることで、一人でも多くの方に解放されてほしいと、心の底から願っています。
最後までお付き合いくだされば幸いです。
①親と物理的に距離を置く
最初に取り組むことは、親と物理的に距離を置くことです。
親と同居していると、いつまで経っても親の呪縛から解放されません。
長く親元から留まれば留まるほど、呪縛が強くなります。
もちろん一人暮らしをするにあたり、数十万円ものまとまったお金は必要になりますが、
皆さんの本当の人生は、親と離れてから始まります。
私の場合、短大を卒業し、会社の社宅に転居したことが始まりです。
今振り返ってもこの一大決心は、本当に成功だったと思います。
(でも当時、本心では親に甘えたい気持ちはありましたし、家では号泣でした…。)
でもそれ以上に、これ以上心を壊されたくなかったので、寂しい気持ちを乗り越えました。
正確には、寂しい悲しい気持ちと仲良くなりました。
私はこの「寂しい悲しい気持ち」こそ大切にするべき感情だと考えています。
これらの感情の解消は、世の中のサービス(例:カラオケや映画、旅行等の遊び)で解消することができます。
②付き合う友達を選ぶ
友達は多いほど付き合いは浅くなります。
私自身の友達の数はあまり多くありませんが、本音で付き合える友達がほとんどです。
親からの愛情は適切にもらうことはできませんでしたが、その寂しい気持ちを友達で埋めることができます。
また親からの呪縛から解放されたいがために、
複数の友達に一から話してしまうことは、あまりお勧めしません。
平等だった関係が、下に見られる可能性があります。
本当に信頼できる友達にのみ話しましょう。
特に、健全な趣味で繋がり、啓発し合うことのできる友達を選びましょう。
余談になりますが、孤独になったとしても、ひとり時間を楽しめるようになりましょう。
私は、学生時代にゲームに集中してばかりしていましたが、
社会人になった現在は読書や勉強、一人カラオケ、映画鑑賞やスポーツに夢中になっています。
それでも「寂しい悲しい気持ち」になりますが、案外他の人も同じ気持ちでいたりします。
「寂しい悲しい気持ち」になる時は、大体が夜です。
そんな時こそ、自分の心と向き合いましょう。
呼吸が浅くなっているはずです。ゆっくりと深呼吸を行ってくださいね。
③職場には、徹底して家庭の事情を言わない
これは当然ですが、良好な職場関係を構築する際に不利になります。
職場仲間と打ち解けてきたとしても、親の話は言わないことを徹底しましょう。
寂しい悲しい気持ちは、職場に持ち込まず、仕事に集中することを心掛けましょう。
④宗教は少しだけ触れる
宗教での教えを生活に取り入れることはお勧めです。
沢山の仲間ができ、悩みも共感してくれることもあります。
問題なのは、のめり込むことです。宗教とは適度な距離を置きましょう。
私も少しだけお世話になりましたが、今は完全に脱会しています。
尚、宗教は辞めても不幸にはなっていませんので、ご安心ください。
⑤一人暮らしを通じて親の大変さを学ぶ(感謝の気持ちを持つ)
一人暮らしをして十数年が経過しますが、これを経験して「親も大変だった」事実も理解できています。
私は心にしまっておくだけでなく、距離を置いた母に、電話で感謝の気持ちを伝えることができています。
※ここで注意していただきたいことは、親と関わる時間を最小限にすることです。
気が緩んでくると、お互いに干渉し始めますので、要件は手短に終えましょう。
そうすることで無意味なダメージを受けなくて済みます。甘えたい気持ちはグッと堪えましょう。
また、学生だった当時とても傲慢だったことも言えました。良く世間では、「親に感謝しろ」と言いますが、
心から言えない時は言わなくていいと思います。
自発的に言えて初めて意味があります。感謝の気持ちがないときは無理しなくていい。
感謝の気持ちになれるまで、皆さんの心を癒してあげてください。
大切なのは、まず親と距離を置くことです。まずはそこからやってみましょう。
⑥親の許可を取らずに好きな事をやってみる
皆さんは、何かと親からの許可を取りたがるかもしれませんが、その必要はありません。
また、周りの大人や友達の顔色を伺う必要もありません。
親と血縁関係があっても皆さんは「自由」です。
リスクが伴うことはあまりやらなくてもいいですが、
自分で責任が取れる範囲の物事であれば、積極的に好きな事をやってみましょう。
そうは言っても、好きな事をやってみることが一番難しいかもしれません。
究極、やっても自由ですし、やらなくても自由です。主体的にできることが自由です。
そう思ったら心が軽くなりませんか?もちろん、私も自由を謳歌しています。
まとめ
①親と物理的に距離を置く
この一大決心は本当に成功した。距離を置けるようになると次は
「寂しい悲しい気持ち」になるが、この感情こそ大切にすること。
②付き合う友達を選ぶ
健全な趣味で繋がり、啓発し合うことのできる友達を選ぼう。
またひとり時間を楽しめるようになろう。
③職場には、徹底して家庭の事情を言わないことを心掛ける
寂しい悲しい気持ちは職場に持ち込まず、仕事に集中することを心掛けよう。
④宗教は少しだけ触れる
宗教とは適度な距離を置こう。沢山の仲間ができ、悩みも共感してくれる。
⑤一人暮らしを通じて親の大変さを学ぶ(感謝の気持ちを持つ)
感謝の気持ちを心から言えない時は言わなくていい。まずは傷ついた心を癒すこと。
⑥親の許可を取らずに好きな事をやってみる
好きなことをやっても自由、やらなくても自由。誰の許可も要らない。
心理学的なことはひとつもありませんが、少し意識しておくことで、改善されていきます。
「自由」が手に入るまで、長い道のりですが、
心地よい方向(自由)に進んで行きましょう。
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